これは舞台設定が非常に面白いです。
内容も面白い。
絵がちょっと好みじゃないのが難点と言えば難点ですが…
偉人を元に作られたクローン達が通う学校に、普通人の主人公・神矢史郎。
クローン・ケネディ(ジョン・F・ケネディ大統領)が暗殺されたことをきっかけに
他のクローンを暗殺しようとする組織の存在が浮上。
その組織はなんと!
ってところですね、最新刊(ついこの間出てた)。
クローンをただのものとして扱う学園理事長とか、
どう接すればいいのか分からない主人公とか、
全て割りきっちゃってるクローン達とか、
結構考えさせられる作品だったり。
この偉人のチョイスがまた面白いんですよね。
ナポレオンにナイチンゲール、一休にエリザベス女王。
まさかのフロイト先生にラスプーチン、卑弥呼。
ちょっと待て、卑弥呼のDNAはどっから取ってきた。
あとアインシュタインにヒトラー。
善人そうなヒトラーですが、とっても病んでる感じがぽい。
モーツアルトやジャンヌ・ダルク、マリ・キュリー。
最初「マリ・キュリーって誰だ?」と思ってたんですが、
多分これってキュリー夫人ですよね。
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