管理人の明治好きーに拍車をかけた作品。
悪夢を食べる存在・獏の蛭子が主人公の物語。
基本一話完結調でサクサク読めるのですが、
内容は全くサクサクではないという…
悪夢を見る依頼人が、蛭子の居座っている喫茶店にやってきて、
その悪夢の中に入って原因を探るんですが。
悪夢の内容と解決策が半端なく黒いです。
(誉め言葉)
ハッピーエンド終わりの話があったかどうか…
今頭をひねってみても出でこない、そんなずどーんな鬱漫画ですが。
話の展開にひねりがきいていて、
「そういう見方か!」という発見をさせてくれる漫画でもあります。
ベタ展開と見せかけてまさかのバッドエンドが多い気がします。
あとコマの演出とか、書き文字とかがすごく独特で綺麗なんですよね。
時代が明治だから、なだけでなくそのコマとか書き文字とかがレトロな雰囲気を出してるんです。
どんなおっそろしい悪夢でもへっちゃらさ!
という人にお勧め。
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